故郷

たまにお客様からどうして『よし松』と名づけたの?と聞かれます。
大半の方は名字だと思っている様ですが、実は違うんです。
夫の故郷(正確には夫の両親の故郷)が鹿児島県姶良郡吉松町というところでして、この辺りは元々蕎麦が採れる所で、夫の祖母が良く蕎麦を打って食べさせてくれていました。
ところがある年、祖母が歳を取り蕎麦打ちが出来なくなり代わりに母と夫と私の3人で蕎麦を打つ事になりまして…。
祖母におんなじ様に教えてもらったのですが私と母はどうしても蕎麦らしき物にはならず(笑)、なぜか夫だけが一発で覚えてしまったのです。
そもそもここから夫の蕎麦に対する意識が変わりまして、まぁ今に至ってるわけですが…。
その吉松町も今では町の合併で湧水町という名前に変わり、そこでうちの店で名前だけでも残してあげようという発想から名づけました。

その(旧)吉松町
田舎町ですが、温泉だけは湯量が豊富で共同湯もたくさんあります。
そして町名が変わっても駅名は昔のまんまです。

 

駅の横には食事処もあります。(母の知人夫婦がやってます)
プリンがとってもおいしいです♪

駅前の商店街(今はさびれてますが…)には『みやした菓子舗』があります。
高齢のご夫婦がやっていますが、テレビの取材も多い様で現役で頑張っています。
ここの奥様は母の同級生で、久しぶりに再会した様でまあ話がはずむはずむ(笑)
ほおっといたら何時間でもしゃべっていたでしょうね〜(笑)


お土産に購入した汽笛まんじゅう
白あんの揚げまんじゅうです。


今回は吉松温泉に入る時間はありませんでしたが、お墓参りを無事に済ませほっとしています。

道沿いの蕎麦畑には植えて間もない蕎麦の花が咲いていました。
良い蕎麦が出来るといいね♪